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2006年4月10日 (月)

晴耕雨読

 ほとんど家に籠っている身で、雨も晴れもないような生活とは言え、私もたまには何かのはずみで外に出ることもあるし、洗濯だってする。雨は嫌いじゃないけど、今週1週間天気が悪いらしいってのは、どうも長いな、と思いつつ、今、新しく購入した3冊の本を平行して読んでいます。これは、収入が無い私にとっては、ちょっと贅沢な気持ちになれる趣味だ。普段新しい本が1冊しかない時は、読み始めたらさっさと読み終えてしまう方なので、複数同時読みは、1冊単品で取り組むより、時間がかかって長く楽しめるのもいい。

 

 

 さて、1週見逃した「BLOOD+」、第26話「サヤに従うもの」、フランス・マルセイユ新港に接岸する豪華客船、赤い盾本部。昏睡状態から目覚めたリクは食事を取らなくなっている。ジョエルの日記を読んで、知識としては承知している筈のカイだが、リクの体に起こった事実を受け入れられないでいる。

 

 これまでは、あまり詳しく描かれていなかったジュリアだが、今回、不眠不休でリクの体を研究し、心配するルイスに対しては、「人が人でなる瞬間を目撃しているんだもの」と言うなど、研究者としての顔を覗かせている。ジュリアによれば、シュヴァリエとなったリクの体の組成そのものに変化は無いが、ハジと同様の能力を秘めているという。筋肉の絶対量は問題ではなく、単位辺りの仕事量が増加するということらしい。

 

 リクは、食べることも眠ることも必要なくなった自分に不安を覚え、心配から腫れ物に触るように扱って来るカイを煙たがっているようだ。小夜も、リクやカイにかける言葉が無い。眠ることが出来ないリクは、ベッドから抜け出し、敏感に察知したカイを振り切って、甲板へ。そこにやって来た、いつもと変わらぬハジにだけ、リクは、不安な内心を打ち明ける。

 

 そんな中、シフ達が再び小夜の命を狙って忍び寄る。翼手の居場所がわかるらしいイレーヌの能力を持ってしても、身体能力の変化が現れていないリクを見付けられなかったようで、シフ達は、小夜とハジに向かって行く。争いの最中、カルマンに左肩を串刺しにされたリクだったが、その傷は見る見るうちに塞がっていく。それを見たシフ達は、小夜のシュヴァリエか2体になったことに気付き、退却する。リクは、自分がハジと同じモノに変化したことを認識する。傷の再生に大量の血液を必要とするリクは、激しく苦しむ。

 

 カイは、小夜やジョージのことだけでもいっぱいいっぱいだっただろうに、人間でなくなったリクを受け入れ、「俺が面倒をみる」と、自分の血をに差し出す。その姿は、美しくも恐ろしく痛々しい、いつもはクールで冷静なデヴィットでさえ、目を見張り冷や汗をドッとかくようなシーンで、小夜も思わず目を背けてしまっていたようだ。

 

 今回から、オープニング・エンディングが新しいものに変わっていた。「BLOOD+」のOP&ED映像は、毎回イメージがガラリと変わって面白い。EDテーマ曲を歌うアンジェラ・アキさんの声は、「FFXII」の「Kiss Me Good-Bye」で初めて認識したのだけど、壮大な広がりを感じさせ、アニメのテーマ曲にはピッタリですね。アメリカに住む従兄弟の方から、「FFXII」の挿入歌をアンジェラと同じ名前のやつが歌ってる!との電話をもらったというエピソードを、「FFXII」のキャンペーンで、語っていらした様子が強烈に印象に残っています。ハーフらしい美しく端整なお顔から、ひょうきんな徳島訛りが飛び出して、そのギャップにいっぺんに参ってしまっていたので、今回の起用は、とても嬉しかったですw。

 

 

 「チャングムの誓い」、第23話「横領発覚」、チャングムの叱咤激励によって、チェゴサングンの地位に留まる決意をしたハンサングンは、混迷する事態を憂う皇太后と皇后に対し、競い合いをやり直し、自分が勝利したあかつきには、厨房に係わる全ての権限を与えて欲しいと直訴する。女官達が反発する本当の理由は、競い合いに出ていないからではなく、身分が低いからだと看破している皇后は、ハンサングンの提案に賛成する。太平館やスラッカンの事件を通じ、確固たる意見を述べてきた皇后を見て、皇太后は感心したらしく、宮中に上がったばかりの皇后に負担をかけまいとの心使いから、皇后に権力を与えていなかったことを反省し、老獪なサングンや側室達の中で苦労して来ただろう皇后を労い、もともと皇后の役目である後宮のことはすべて任せると言う。

 

 皇后は、皇太后の命に逆らった行為は厳罰に値すると、強い口調で女官達を叱る。しかし、遺恨を残さぬため、競い合いのやり直しを宣言する。競い合いの課題は、2人がそれぞれご飯を炊き、炊き上がったご飯をどちらが炊いたものかわからなくした上で、各厨房のサングン達が試食してどちらか好きな方を選び、多数決で決めるというもの。最近の見せ場は、すべて皇后に持っていかれている感じだ、今回の競い合いのやり方も、今までのものとは違い公正でわかり易い。チェサングンは、クミョンが編み出した現代の圧力炊飯器のようなやり方で炊き、絶賛されるが、個人個人の好みを熟知し、1つの釜で硬目のご飯と柔らか目のご飯を炊き分けて配膳したハンサングンに軍配が上がる。

 

 完膚なきまでに叩きのめされた形となったチェサングンの、悔しさの表現が素晴らしい。このドラマを見ただけでも、韓国には演技達者な俳優さんが沢山いることが窺われる。

 

 ハン・チェゴサングンは、チャングムを伴って、チョンサングンが散骨された山に報告に行く。宮中に戻り、就任後初めて王に挨拶にあがったハン・チェゴサングンの語り口に、大真面目な中に垣間見えるユーモアを感じ取った王は、ハン・チェゴサングンを大いに気に入ったようだ。

 

 チョンサングンの墓参りの後、ハン・チェゴサングンと一緒に母の墓参りにも行ったチャングムは、きっと無性に母の友人に会いたくなったのだろう。母とその友人が埋めた甘酢の瓶の蓋の中に、自分の存在を伝える手紙を潜ませる。

 

 ミン・ジョンホは、チェ・パンスルやオ・ギョモの尻尾を掴むために、自ら志願し、王の護衛隊であるネグミから、サホンブの観察官になり、チャングムやハン・チェゴサングンにも協力を要請する。ハン・チェゴサングンは、それを受けて、先代の王の御世に廃止されていた出納係を復活させ、その役職にチャングムを就ける。チェサングンが食料倉庫であるチャンゴに異動になり、チェサングンとハンサングンの空席を埋めるために2名がスラッカンに異動になった以外は、全ての女官達が留任になった。ハン・チェゴサングンは、人心を掌握するため、個人の能力を信じて任せるというやり方をするようだ。

 

 チャングムの調べにより、大掛かりな横領疑惑が浮上してくる。追い詰められたチェ一族がどんな一手を打ってくるのか、とても心配。窮鼠猫を咬むという言葉があるけれど、チェ一族は、ネズミどころではないぞ~。

 

 

 「純情きらり」、第2週「ピアノがやって来た」(7)、居残りから逃れて、西園寺公麿の演奏会に行くために、桜子は、達彦に手紙を書いたのは自分だと嘘をつく。女学校の先生をしている笛子が走って追いかけて来て、今の話は本当かと詰め寄るが、桜子は「嘘に決まっとるジャン!」と笛子の制止を振り切り、自転車を飛ばす。

 

 会場に駆け込む桜子だったが、演奏会には間に合わなかった。桜子は、誰もいない舞台の上に置かれたグランドピアノを見て、ふらふらと近寄って行き、無断で弾き始める。偶然舞台袖にいた西園寺が、「続けてごらん」と桜子に声をかけてくる。桜子がピアノを正式に習ったことがないことや、普段弾いているのはオルガンだということをズバリと言い当て、「下手だね君」と率直な意見を述べるが、桜子の弾いた「セントルイス・ブルース」が、レコードの聞き耳で覚えたものだと知った西園寺は、桜子の絶対音感に感心し、「東京へ出て来ることがあったら寄りなさい」と名刺を手渡す。桜子は夢見心地で帰宅するが、そこには笛子が鬼の形相で待っていた。

 

 西野先生と笛子は、桜子の処罰を話し合い、新入生歓迎会のピアノ伴奏をやめさせようとするが、そこへ、付文を書いた張本人の高野薫子が通りかかり、本当のことを話して謝ったため、2人は「良妻賢母」の書き取り200回の罰で許される。

 

 桜子は、「山長」のかねに呼び出され、達彦にちょっかいを出さないよう釘を刺される。桜子は、かねに、西園寺先生が教える上野の東京音楽学校でピアノを学ぶ夢を話すが、かねは、貧乏人が何を言うかと一笑に付す。

 

 有森家の食卓、杏子の見合い相手から鰆が届いたという話題から、桜子も卒業後は花嫁修業をという話になるが、その席で桜子は、卒業したら東京の音楽学校へ行かせてくれと父に頼み込む。

 

 

 私の祖父や母は、私にピアノを習わせたかったようなのだが、家にあったのは、何故かオルガンだった。My mother and grandpa want me to take piano lessons. 既に習字とそろばんを習わされていた私は、その習い事を教えてくれた先生が2人とも嫌いで、ピアノを習うように言う母に、もうこれ以上習い事はしたくないと言ったらしいが、私は、ピアノの先生の娘と友達で、そこの家にあったグランドピアノがとても羨ましかったことだけを覚えている。今では、やっておけば良かったと、とても悔やんでいるんだけれど、やっぱ、ピアノを弾けるようになりたいのに、オルガンで練習してはダメなんですね。

 

 

 ところで、「超ド短期ツメコミ教育!!豪腕コーチング」で、カンニングの竹山さんを10日間で指導し、「戦場のメリークリスマス」を演奏出来るようにした真野和男氏の、終戦後はピアノが無く、ダンボールで作った鍵盤で練習したという話って、「純情きらり」の桜子ちゃんと全く同じじゃん!こういう苦労人に勝って欲しいと思って応援したけれど、残念ながら負けてしまった。

 

 竹山さんの対戦相手は、「世界バリバリ☆バリュー」にも出ていたセレブ姉妹の中村悠子・紗也子さんが指導した安田大サーカスのクロちゃんで、彼の演奏を聞いて、正直、音楽には表現力が大事なんだなあと痛感させられました。Y.M.O.時代からの坂本龍一ファンで、「戦メリ」はもう何十回と聞いてるけど、クロちゃんの演奏は確かに「戦メリ」の雰囲気を掴んでいた。一方、竹山さんの「戦メリ」は、アレンジされたほかの曲みたいだった。中村さん姉妹がクロちゃんに、DVDで大島渚監督の映画を見せたというのも、功を奏したのかもしれない。

 

 でも、真野さんの素晴らしい人柄は、ヒシヒシと伝わってきました。私の書道の先生が、「一度でも教えを乞い、先生と呼んだ相手は、一生先生なのだ」とよく言っていました、竹山さんとは、これからも2人で酒を酌み交わすなどして、付き合っていって欲しいものです。ホント、先生って大切ですね。

 

 この番組では、芸能人が東大を目指すプロジェクトもスタートして、興味深い。つい最近「ドラゴン桜」を読み始め、「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、竹岡広信さんの指導法を拝見して、東大受験に注目していたので、とても楽しみ。私も一緒に東大を目指したいくらい(笑)。ダンナに、「私も東大行っていい?」って聞いてみたところ、「金を稼げ」だそうです、そりゃそうだ。

 

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