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2006年4月 3日 (月)

「プルートウ」

 手塚治虫先生の「地上最大のロボット」を原作とした、浦沢直樹さんの「プルートウ」3巻を読んだ。今回も、何故ロボットを擁護する人々が殺されるのかは、謎のままだけど、世界最強の7体は出揃いましたよ!待ってました、エプシロン!

 

 解説の夏目房之助さんが仰るように、1巻のラストで登場した少年アトムに、「うわ、これが浦沢アトムか!」と驚かされて以来、アトムの活躍を心待ちにしているワタクシ。原作では、モンブランの次に1度は襲われたアトムですが、「プルートウ」では、国際ロボット法の発案者が殺された事件で、ゲジヒトに代わって、推理力を披露した以外は、今のところ目立った活躍はなく、ちょっと寂しい。

 

 夏目さんは、田鷲さんや中村さんのような「いかにも手塚的なキャラが、いかにも浦沢的な造形と設定になって出てくるたびに反応してしまう」そうだけど、私も、1巻で出て来たブラック・ジャックに歓喜したクチで~す(^^ゞ。夏目さんの仰る「高度なコラージュとしてのオマージュ」は、何も手塚作品にだけ向けられている訳ではないようで、3巻では、ウランの口から「猫型ロボット」という台詞が飛び出し、思わずニヤリとさせられました。

 

 毎回感心させれれるのは、世界最強の7体の浦沢キャラ化で、すべてのロボットが人間の登場人物より魅力的に描かれており、結末を思うと胸が塞ぐ思いがする。特に、原作では一瞬しか登場しないモンブランとブランドのキャラの膨らまし振りは、驚異的。2巻で首から下だけ登場し、ひょっとしてエプシロンは女性として描かれているのか!?と思ったら、ロン毛のイケメンキャラ、なるほどね~。1番好きなのは、勿論アトムだけれど、ノース2号も好きだったな。イギリスの古城に住む博士が、盲目のピアニストになっていたのも良かったし、もう戦いたくないために、ピアノを覚えたいロボットという設定にも脱帽。

 

 ただ、今回登場した、アブラー博士作の探索ロボットには、マイッタ、おえぇ~。

 

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「プルートウ(3)」浦沢直樹×手塚治虫(著)

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