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2006年5月20日 (土)

「屋根の家」

 先日、再放送の「トップランナー」で、建築家の手塚貴晴&手塚由比ご夫妻の回を見ました。

 

 このお2人の住宅建築は、2002年日本建築家協会新人賞を受賞した「屋根の家」を、数枚の写真で見知っているだけなんだけど、その「屋根の家」を映像で見ることが出来きました。

 

 「屋根の家」は、その名のとおり、屋根が大きな特徴となっている家で、庭に向かって緩やかに傾斜した、40坪程のウッドデッキのような、広々としたその屋根には、テーブルと椅子、流しやシャワーまで取り付けられている。全ての部屋には天窓がつけられていて、雨の日でも、バスルームから屋根に上がれるようになっているらしい。毎日キャンプでもしているような感じ、とでも言おうか、すごく不思議な空間を有するお家だ。

 

 スタジオでは、司会の本上まなみさんと山本太郎さんが、模型を見ながら説明を受けていて、その屋根の厚みを聞き、「15cm!?」と声を揃えて驚いている。山本さんが、「音は大丈夫なんですか?例えば、屋根の上で歩いたりとかしてる時に、下にミシミシと聞こえるみたいな…」と尋ねると、今度は、手塚ご夫妻が声を揃え、「あ、聞こえますよね」と、こともなげに仰っていた。貴晴さんは、「それも大事なことだと思います」と仰り、屋根の上に人の気配があることを、室内にいる人が感じることも、この家には重要なことなのだということがわかる。

 

 手塚ご夫妻に「最強の夫婦」と評される、施主の高橋ご夫妻は、本当に面白そうな方達で、初めて「屋根の家」の模型を目にした日の感激を熱く語っておられ、スタジオもどっと沸いている。山本さんの、「6年くらい経ってるのに、まだ出来たてくらいにテンション高いですよね」とのコメント。有名な建築家の代表作に住むというのは、何かと大変なことも多そうだけど、やっぱ、こういうパワーのある方が住むことになるんだなぁと、妙に納得。まさに、縁のモノという感じ。

 

 貴晴さんは、「家を造るとですね、友達が沢山増えてくるんですね。あの「屋根の家」っていうのは、2ヶ月に一遍は、遊びに行ったりしてしまうんですけども、何かそういう、友人が増えてくような家造りっていうのを続けて行きたいなと思いますね」と仰っていた。

 

 建築家と施主の幸せな出会いが、名作建築を生むんだなぁとしみじみ。いつか、"いい家"に住むためには、何でもいいから自分を磨いて、どこか魅力のある人になるというのも、必要なんじゃないかと思わされたのでした。

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