旅行・地域

2007年5月27日 (日)

2007春旅・大阪編

 26日、ホテルで朝食をいただき、庭園を散策後出立。

 

 伊勢丹で「リサとガスパール&ペネロペ展」を見る。思いの外、混んでいて、びっくりです。

 

 リサとガスパールは、大好きなんだけど、ペネロペは、微妙で、今のところ本も集めていないのですが、展示では、そのペネロペ関係の、仕掛け絵本の出来るまでの過程や、ゲオルグさんがソーラー電池で首をふるオモチャ「のほほん族」に細工してペネロペにしたのなんかが興味深く、足を運んだ甲斐が有りました。

 

 大阪へ移動。「千房」のお好み焼で腹ごしらえして、ギメ東洋美術館展へ。勿論、近年双幅であることが発見された「龍図」と「雨中の虎」を見るためだすw。

 

 会場へ入るまでに20分程待たされる。内部の混雑振りは、相国寺の若冲展といい勝負で、190点もの作品を見るのは、しんどいし、正直ちょっと飽きて来ますね。

 

 そんな中、会場の終盤にある2作品を見るため、疲れがピークのダンナを励ましていると、前にいたご夫婦の奥様の方が、イヤホンガイドを貸してくださり、来歴を聞くことが出来ました。Guimet_1 内心、混んでる美術館でイヤホンガイドを貸し出すと、借りた人が絵の前で止まって動かず渋滞を引き起こすから、邪魔臭くて嫌なんだけどなぁと苦々しく思っていたので、申し訳無い気持ち。イヤホンガイドについては、私も、歌舞伎を見る時にはいつも借りるのですが、美術館では、混雑状況によっては、貸し出さないのもサービスな気がする。でもまあ、商売だから貸すんだろうけれど。

 

 それにしても、龍と虎。北斎が90歳の時描かれたという肉筆の空恐ろしい程の迫力に、気圧される感じだ。この2枚、対になっていても全然おかしくないのに、今までわからなかったというのが、何とも不思議…。京都・大阪とも、"邂逅"に感激した旅でした。

 

<関連記事>

2007春旅・京都編

2006夏旅・大阪編

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007春旅・京都編

 20日の朝日新聞を読んで、急遽、京都に行くことにした。

 

 25日朝、偶然コシノジュンコさんと同じ新幹線に乗り合わせて、京都着。大粒の雨が降る中、何はともあれ、相国寺。1ヶ月の間に、1府2県の3つの美術館で若冲を見ることになりました。

 

 入場制限こそありませんでしたが、館内は、大変な人出で、まさに蝸牛の歩み。展示された品々は、天明の大火で奇跡的に焼け残ったもので、家康自筆と言われる黒コゲの棟札からは、見えざる力の働きを感じる。お寺の近隣に住む富商の夢枕に立ち、発見されたという毘沙門天も印象深い。

 

 「牡丹・百合図」の前では、若いカップルの彼氏の方の、「小鳥の瑠璃色が綺麗だね」との感想に、彼女、「瑠璃色って、赤じゃないの?」とすっとんきょうなことを言い。

 

 その他、鹿苑寺蔵の「葡萄小禽図襖絵」など、水墨画が中心に飾られた第1展示室の、モノトーンの世界を通り抜けると、第2展示室への入場制限。

 

 列は、にじる様に進み、20分程でいよいよ「釈迦三尊像」と「動植綵絵」三十三幅の前へ。禅の修業を積みつつ、10年の歳月をかけて描かれたという作品群は、まさに圧巻、本物のド迫力。静かな美術館で、心行くまで楽しめたらと思う一方、皇室で人目に触れず管理されたからこそ、美しさを保てるのかも、とも思う。画業への飽くなき探究心に信仰心が加わり、お金と時間と情熱の全てを注ぎ込んだ観。人いきれでむんむんしているからだけではない、匂いやエネルギーのようなものが、絵から立ち上ってくるような感じだ。

 

 Matsumuro 結局、見終わるまでに2時間半以上かかってしまい、慌てて予約していた「松むろ」へ電話し、遅れる旨を伝えて、ダッシュで移動。注文したのは、お重に入った「大徳寺縁高御膳」、20もの季節の品が盛られていて、美しいの一言です。揚げた空豆や、独活(多分)の酢漬け、笹の葉寿司など、どれも美味しい・..:*。:゚(.*´Д`*).。・:*:・゜。ご飯は、薄っすらと茶色く、味ご飯になっていて、瓢箪の型抜きなのですが、全く固くなく、口の中でほろっとほどける。お吸い物には鱧、お造りにもまた、梅肉の添えられた鱧。水菓子は、巨峰、マンゴー、砂糖がまぶしてある苺でした。

 

 個室だったのと、遅刻の申し訳なさも有って、お料理について詳しく伺えなかったのが心残りでした。お品書きがいただけると良かったんだけど…。帰り際、松室さんと思われる方が、入り口までお見送り下さり、恐縮しました。

 

Goo

 

 さて、今年は、亥年ということで、行きたかった「護王神社」。門前と境内、それぞれに狛"猪"。手水舎にも霊猪が鎮座ましまして、鼻を撫でると幸運になるということらしく、てかっている。夜、「時効警察」の謎解きで、霧山君が、同じようなことを言っていて、余りのタイミングの良さに笑ってしまう。

 

 Koicha 休憩には、前回改装中だった「嘉木」へ。お濃茶「雲門の昔」1,050円 を注文。お濃茶を飲んだとこの無いダンナに、是非飲ませてみたかったんだ~。ダンナは、練られたお茶の苦さに目を白黒させていて、思惑通りの反応でした(*^^)v。添えられた「末廣菓舗」のわらびもちは、「嘉木」のための特製品だそう。残ったお濃茶で、薄茶を点てていただくことが出来、2度楽しめます。

 

 その後、もうひと頑張りして行った「晴明神社」では、境内で撮った写真が全てぼやけていて、ムード満点。雨の日の夕方だからだろうけれど、「晴明神社」の以外の場所で撮った写真は、鮮明だった。

 

 夜は、「イノダコーヒ」で、ビーフカツサンド&カフェオーレ。前回は、お昼時で混雑していたので、夜にしてみたら空いている、正解でしたw。アラビアの真珠・400g缶入をお土産に購入。

 

 5月にリニューアルされたばかりというホテルへ。フロントで、予約しておいた禁煙ルームが満室と言われ、唖然とする。結局、お詫びということで、ランクアップした客室に案内され、呈茶券もいただいたが、う~む。さっき「イノダコーヒ」で飲んだばかりのコーヒーを、ティールームでまた飲むと、添えられていたクッキーが、思いがけず美味しくてハッとする。これは、コーヒーに合わせて作られた特製のもので、販売していないとのことでした。残念。1日目は、これにて終了~。

 

<関連記事>

2007春旅・大阪編

2006夏旅・京都編

 

*オススメサイトへのリンクです*

承天閣美術館

護王神社

一保堂茶舗

晴明神社

INODA COFFEE WEB SITE

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月20日 (木)

2006夏旅・大阪編

 海の日、ホテルのバイキングで朝食を済ませ、部屋で「純情きらり」を見てから、京都→大阪へ移動。

 

 Hotel_lobby 朝から降ったり止んだりのお天気。まずは、ホテルへ。京都のホテルが思いのほか安くあがったのと、翌日が平日なので、宿泊料金が安いということで、ユニバーサルシティでは、オフィシャルホテルのいい部屋に泊まりたいと旅行会社にリクエスト。昨年の7月にオープンしたばかりの新しい「ホテル ユニバーサル ポート」のデラックスルームチョイスしました。「アクア」「映画」がテーマというこのホテル、ロビーに水盤があったり、エレベーターホールにクラゲが泳いでいたりしていて、美しい。勿論、施設も新しくて綺麗。Elevator 1周年のイベントを色々やっているようだったんだけど、これも下調べが不足していて、よくわからないまま、荷物を預け、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」へ。We went to the Universal Studios Japan and were required to stand in line to get on popular rides.

 

 私は、大昔にロスの「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」に行ったことがあるので、ダンナの行きたいというアトラクションを回ることにして、最初に「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」へ。Snoopy2 これは、私も未体験のライドアトラクション。デイリー・ビューグル新聞社の内装は、時間が無かったのか、予算が無かったのか、かなり大雑把に造られていて、飾ってあるトロフィーやカメラの無着色なのがちょっと気になる。乗り物の方は、上下に揺れたり、ぐるっと反転したりで、ちょっと他には無い感覚。Dr.オクトパスら敵キャラが襲ってくる度に衝撃が来、ホブゴブリンの放つカボチャ爆弾が当たった場所から、本物の火が出て熱波が来るのには、驚かされた。世界No.1と評価されるのも、頷ける感じでした。ただ、私の場合、映像を3Dで見せてくれるゴーグルをかけ、スクープ号が大揺れに揺れている状態では、動体視力がついていけず、何が何だかわからないうちに終わってしまった印象。最後にもう1回乗りに行けばよかった、ちょっと後悔。

 

 次は、「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」。これも、未体験のライドアトラクションだ。ここの入り口付近のフードカートでだけ販売されている塩味のポップコーンを、セサミストリートスーベニアバケツにいれてもらって購入、キャラメルポップコーンをバケツに1杯食べる自信がない方は、ここで買いましょ。

 ジュラシック・パークを巡るボートに乗り込んだとたん、ザーザー振りになり、前もってスヌーピーの白いポンチョを着ていた私達は、まあ、セーフだったんだけど、雨カッパを着ていない人もいて、最初から皆ずぶ濡れ状態で出発。熱帯雨林のジャングルクルーズという設定そのもののシュチュエーション。最後の撮影された写真を見ると、クライマックスのウォータースライダーに気付かず乗ったダンナは、顔を伏せてしまっている。一方の私はと言えば、楽しくて、呵呵大笑してました。

 

 一休みして、「フィネガンズ バー&グリル」へ。ブルックリンのアイリッシュ・パブをイメージしたという内装は、セント・パトリックス・デイの飾り付けがされていて、「逃亡者」で、ハリソン・フォードがトミー・リー・ジョーンズの追跡を逃れるため、行進の中に紛れ込んでいたのを思い出す(違う映画会社だけど)。Finnegans_1 公式ハンディブックに掲載されていたオムライスセット1,950円が、美味しそうだったため注文。オムライスにサラダ、デザート、コーヒーはお代わり可で、いい感じ。バーカウンター以外は、全席禁煙なのも嬉しい。また、オフィシャルホテル宿泊者特典で、10%引きになり、お得だったのも良かったです。若いカップルが注文していた、オニオンブロッサム(玉葱のフライ)も美味しそうだったなぁ~。

 

 お腹が一杯になると、生き返った感じ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」は、ロスでも乗った。ロスでは、ビフもドクも勿論英語ですが、映画は3まで見たし、ライドアトラクションの筋自体単純なので、すごく楽しめた一方で、私達乗ったデロリアンの後部座席にいた外さんの家族連れに英語で散々文句を言われた思い出が。USJでは、他の全ての乗り物で最後列に座らされたんだけど、幸いこのライドだけは、前列に座ることが出来、楽しかったです。映画自体は随分前のものになってしまいますが、私的には、このアトラクションが1番オススメ。

 

 「バックドラフト」は、映画のメイキングを見た後、特殊効果によって火の海になる倉庫を体験するライブ・アトラクション。これもロスでも楽しめたんだったな、そう言えば。倉庫が火事で崩れていく様は、迫力が有り、小さい子供さんとかは、トラウマになっちゃうかも、と思ったら、やっぱり小学生以下は、駄目らしいです。

 

 「シュレック 4-D アドベンチャー」も、初めて見るアトラクション。劇場の中で映画「シュレック」の続きを見ている感じだけど、アクションにあわせて座席が動いたり、ドンキーにクシャミの飛沫(!)をかけられたり、シャボン玉が飛んだりと文句無く楽しいし、3-D映像を見るためのゴーグルをかけても、「スパイダーマン・ザ・ライド」の時のように、乗り物が動き過ぎて視点が合わないということも無いので良かった。そして、どのアトラクションにも言えることだけど、やっぱり、映画本編は、見ておいた方が楽しめると思います。

 

 「ターミネ-ター2:3D」は、映像とキャストによるライブの融合したショーの前に登場する、 サイバーダインシステムズ社のメディアコントロール主任ディレクターの綾小路麗華さんが、お笑いの青木さやかさん似の美人広報キャラで、ゲストにどこから来たかを尋ねるのですが、海外からわざわざ来られた方まで強気におちょくっていられたのが、かなり笑えました。"前座"なんて言ったら殺されそうな迫力で、良かったです。しかも、今見たら、ブログまであるし(笑)。このアトラクションも、ロスでも見たのですが、当時は、映画を未見だったのでよくわからなかった、USJのが確実に楽しめました。

 

 「ジョーズ」は、う~ん、ロスで見た時も思いましたが、先が読めちゃうので、どうだろう…。しかしながら、グッズは、他のアトラクションと比べ結構充実。USJの中でも、屈指のフォトスポット、逆さ釣りのジョーズも有り。この吊るされたジョーズ前などでは、スタッフに写真を取ってもらえ、気に入ったら購入出来るし、気に入らなかったら買わなくてもいい。勿論、手持ちのカメラでも撮影してもらえます。

 

 「E.T.アドベンチャー」は、パーク内で、最も凝った内装なのではないでしょうか。E.T.が隠れていた森も結構リアルに造られているし、乗り物は、自転車になっていて、E.T.と一緒に乗り込めます。ロスで乗った時は、アトラクションの最後、E.T.が呼びかけてくれるシーンで自分の名前がハッキリ聞き取れず、ずーっと悔やまれていたのですが、とうとうリベンジ!USJのE.T.は、日本語の発音で、貴方の名前をハッキリと呼んでくれますw。全てのゲストの名前の入力に時間がかかるため、必然的にアトラクションの中でも待ち時間が長くなってしまいますが、特に月を横切るシーンで、映画「E.T」の中に入り込んだような感覚が楽しめます。それと、ここの「E.T.フォト」では、ライトを当てて写真を撮ってくれるので、綺麗に写りますよw。

 

 あ~、結構乗りましたね(^^ゞ。

 

 Snoopy1 夜は、映画「アメリカン・グラフィティ」の「メルズ・ドライブイン」で、チーズバーガーとオニオンリングフライ・フライドポテト、ジュースのセットを食べてから、ショッピング。お土産には、スヌーピーを買おうと思って来たのに、気が付くと、ほとんどセサミ・ストリートのグッズを買ってました。ライセンスのスヌーピーに比べると、やっぱり、チャールズ・シュルツさんの描かれた本物のが可愛いし、よく考えたら、子供の頃、セサミが大好きで、テキストまで買って見てたんだった。

 

Elmo

 

 45万人の人手だったという祇園祭の宵山と比べると、祝日だったとは言え、雨のUSJは、かなり空いているように感じられたし、雨のおかげで涼しく、いつも服用しているコートリルを1錠多く飲んで臨んだのもあって、体調もまずまずで、エンジョイ出来ました。ただ、残念だったのは、悪天候のため、「ハッピー・ハーモニー・セレブレーション5周年スペシャル」も、「ピーターパンのネバーランド」も中止になっちゃたのは、残念だった。ラグーン(中央の池)で、「スペシャル・レイン・ショー」とかいうものをやるのとことだったんだけど、8時から3分間花火が上がったのみの小規模なものでした。「ランド・オブ・オズ」エリアも、記念写真を撮っただけだったな~。

 

 Twin_room_3 ホテルでは、1周年記念で、「お夜食バイキング」なるものをやっていて、覗きに行ったら、たこ焼きや唐揚げ、焼きそばなどの軽食が色々と用意されていて、なかなかでした。京都では、禁煙ルームを取れず、折角買った小型脱臭器「オー・フレッシュ」は、ダンナの反対で留守番してもらったため、備え付けの空気清浄機を一晩かけっぱなしにしたにも係わらず、煙草臭かったけど、大阪の方は、広くて綺麗で快適でした。バスルームもユニットじゃなく、トイレと別々だったし、テレビもアクオス。

 

 Okonomi_1 火曜日、朝食バイキングでは、明石焼きと、キッズだけに食わせとくのは惜しい、甘いけど激旨フルーツカレーを美味しくいただき、重たい荷物は、ホテルから送っちゃって、出発。「ユニバーサル・シティウォーク大阪」で、買い忘れたお土産を買ったり、「ハードロックカフェ」で、大阪限定のアロハナイトピンを買ったりしてから、大阪駅へ。お昼にハービスエント内の「千房」で、お好み焼きを食べ、ソニプラでシリコン製のマグカップ用カバーを購入。新大阪駅では、「551蓬莱」の肉まんと餃子を買い、スタバでお茶してから帰宅しました。ふぅ~、お疲れ様でした!

 

  ★.゜・☆。・.★・.゜☆.・。★.゜・☆。・.★・.゜☆.・。★.゜・☆

 

 2006年7月28日(金)追記:何と、サイバーダインシステムズ社の綾小路麗華さんから、記事に取り上げていただき、TBまで返していただきました(笑)。下記オススメサイトへのリンクから見に行けますので、是非ご覧になってみて下さいませ~。

 

 2006年8月9日(水)追記:何と何と、美人広報キャラ・綾小路麗華さんから、拙ブログ記事にコメントいただき、サイン色紙までプレゼントくださることに。おかげさまで、本当に思い出深い旅になりましたw。

 

<関連記事>

スペシャル・サンクス

麗華さん、またまたありがと~w。

麗華さん、ありがと~w。

 

*オススメサイトへのリンクです*

ホテル ユニバーサル ポート

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTM

 

麗華ブログ2006

 

↓お取り寄せサイトへのリンクです。↓

カップフタ

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年7月19日 (水)

2006夏旅・京都編

 日曜日、昼近くに京都入り。荷物を京都駅からホテルに送ってもらってから、イラストレーターの大高郁子さんが、度々行くとご自身の公式サイトの日記にお書きになり、イラストも描かれている「イノダコーヒ」の四条支店B2へ。私は、お昼は、サンドウィッチが定番なので、ビーフカツサンド、ダンナは、ご飯が食べたいと、ビフカツセットを注文。Inoda_coffee ダンナの頼んだ方は、あっさりとしたお味のソースがかかっているのに比べ、私の頼んだサンドは、ちょっと赤ワインが入っているような、濃厚なトマトケチャップ味で、私には両方とも、とても美味しく感じられましたが、ダンナ曰く、「俺もサンドにしときゃよかった、味のレベルが違う…」だそうで、何度も失敗した失敗したとブツブツいっておりました(笑)。名物のコーヒーについては、私は、砂糖入りが苦手なのと、暑かったので、アイスカフェオーレをガムシロップ抜きで注文、私好みの深入りで美味しい。ダンナは、セットのコーヒーに砂糖とミルクを入れて飲んでいて、1口もらうと、普通は、コーヒーって砂糖を入れると酸味が際立ってしまい、酸っぱくて飲めないのですが、全く酸味が感じられなくて、美味しく飲めました。

 

 そして、今回の旅行のメイン、国立近代美術館へ。藤田嗣治展、100点もの作品が集められたこの展覧会は、外せなかった。日曜だからか、会期も終わりに近いからか、すごい人手。やはり、「乳白色」と評される女性達の肌や、画面の中で彼らだけが今にも動き出しそうに活き活きと描かれた「猫」達に目が行くが、これだけの作品を見ると、一時は戦争画も書いていた作家の画風の変遷が手に取るようにわかるのも、興味深い。特に、晩年に書かれた宗教画には、自画像が描き込まれているんだけれど、藤田の場合には、その聖家族の中に混ざりたいというよりは、西洋の中に溶け込みたかったんじゃないかなと思わされる。また、ポスターにもなっていた「カフェにて」という絵に、2つのバージョンがあるとは知らなかったので、並べてある2枚を見比べるのも楽しかったです。旅先なのに、図録やクリアファイル、ハガキなどもしっかりと買う。あー、来て良かった~。

 

 その後、ダンナにお濃茶を体験させたくて、「一保堂茶舗」まで移動するも、何と、併設されている喫茶室「嘉木」が改装のため休業中。うなだれて歩き出したとたん、土砂降りの雨と激しい雷に見舞われ、30分立ち往生。自分も含め、雨宿りする人々を久しぶりに見ましたよ…。小止みになってから、「おたべ」のお店に行こうすると、移転したが閉店したかしたらしく、お店が無い!行きたいお店は、ネットや本でざっと調べておいたんだけど、Yahoo!の地図にはある場所に無いんだもんヽ(`Д´)/、結局お抹茶は、諦め、泣く泣く近くのコーヒー店で休憩。

 

 気を取り直して、近くの六角堂にお参りしてから、「永楽屋 細辻伊兵衛商店」へ。ほぼ手拭いオンリーのお店なのに、すごく込み合っている。うちの妹から、唐沢なをきさんの「犬ガンダム」を借りて読んで以来、犬張子が気になって仕方ないダンナ用に、ハンカチを2枚購入。

 

 山鉾・役行者山を見、今度は、祇園の「パゴン」で、私用に半袖カットソーを2枚購入。1枚は、菊、1枚は、牡丹の大きな柄が美しい。バーゲンでは、ダンナの旅行用を2枚買ったので、文句を言われずに済みましたw。最近、和テイストの服ばっかり買ってる感じだ。年のせいかなぁ?

 

 夜は、もとはお茶屋さんだったらしいお店「欧風懐石 うを多」で、1人9,072円のコース料理。鱧などが乗った冷たい前菜、エスカルゴの温かい前菜、バケット、コンソメのジュレとカボチャの冷たいポタージュスープ、イベリコ豚、鰻、牛フィレ肉のステーキ、お茶漬け、お茶、フルーツ・ヨーグルトアイス・チョコケーキ・ブルーベリーのタルトのデザート、コーヒーと盛り沢山。少しわかりにくい場所にあるからか、隠れ家的なお店で、ホテル出身でいらっしゃるというシェフのお料理も、私には口に合ったようでとても美味しかった、堪能しました。盛り付けも綺麗だったのに、お店の照明が暗く、携帯のカメラでは上手く写らず、残念。

 

Yasaka_2

 

 腹ごしらえも済み、いよいよ祇園祭、宵山見物。幸い雨も上がり、歩行者天国になった四条通では、舞楽が奉納されているみたい、しかしながら、人だかりでよく見えないので、まずは、八坂神社へ。狭い参道に屋台がひしめく中を抜けると、舞台上で石見神楽が演じられている。人ごみもお祭りも苦手な私だけれど、提燈に灯が入った様は、美しく、情緒を感じる。祇園囃子の音もいいですね、ショッピングモールやホテルでも聞こえてきて、街全体でお祭りを盛り上げている感じだ。子供の頃、「南極物語」で見て以来、祇園祭だけは、見てみたい気がしていたので、満足。Subways provided extra service for Gion festival, cars weren't allowed in front of Yahata Shrine, we marched along to festival music throughout the town.

 

 Yoiyama 再び四条通に戻ると、獅子舞をやっている。それを横目で見つつ、烏丸通まで移動。四条通に沿って、長刀鉾から見始め、各家に飾られた屏風などを拝見しながら、北へ。悪天候のためか、ビニールのシートがかけられた山鉾が多く、飾りが見えないものも多かったけど、八幡山では、ピンクの鳩の土鈴を5~6歳くらいの女の子から買い、舞妓さんも2人見かけ、得したような嬉しい感じ。橋弁慶山まで見たところで、ダンナが音を上げ、南に配置された山鉾は、見ぬまま、ホテルへ帰りました。1日目、終了!

 

  ★.゜・☆。・.★・.゜☆.・。★.゜・☆。・.★・.゜☆.・。★.゜・☆

 

 2008年2月16日(土)追記:今日、「出没!アド街ック天国」で、「イノダコーヒ」が大丸東京店8Fに入ったことを知りました。ビーフカツサンドは、作家の故池波正太郎さんもお好きだったということです。

 

<関連記事>

2007春旅・京都編

 

*オススメサイトへのリンクです*

大高郁子イラストレーションワークス

INODA COFFEE WEB SITE

一保堂茶舗

株式会社おたべ

永楽屋 細辻伊兵衛商店

京友禅アロハシャツ・カットソーのお店 Pagpng~パゴン~

欧風懐石 うを多

八坂神社

 

↓お取り寄せサイトへのリンクです。↓

「犬ガンダム 地上編」唐沢なをき(著)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年8月28日 (日)

万博行って来ました♪(長文)

 職業訓練校の課題制作そっちのけで、愛・地球博へ繰り出しました。

 

 5時起きで臨み、8時前には到着してたのですが、もう何万人かいる感じでしたよ…。若武者を飲み飲み待ち、8時半に開場、我々が入れたのは9時で、既にトヨタ館と日立館の整理券は配布終了。私の目的のシャチハタ館もアウト。以前春先に来たときには、まだシャチハタ館は悠々だったのになぁ。で、もう一つの目的だった夢みる山めざめの箱舟へ。ここは比較的余裕で整理券を取れて、一安心してお買い物。ここで本日2本目のペットボトル、伊右衛門購入。雨も降ってないのにレインコートと傘。話題のピンクキッコロピンは、デザインが変わり、スタンダードポーズじゃなくなっていてガックリしつつも、一応押さえで購入。後は、ピンズをもう1個と光るストラップ、携帯スクリーンプロテクト。ダンナは光触媒の鉢に入ったサボテンと海洋堂のフィギアを買ったのだけど、「天狗とキッコロ」バージョンでかなり落ち込んでいた。

 次は、グローバル・ハウスへ。ブルーホールの整理券を配っていたのでもらったけど、めざめの箱舟とバッティングしてしまい、マンモスラボ単独コースへ。マンモスって、何であんな大きな丸まった牙があるんでしょうかね?あのマンモスは永久凍土が溶けて出て来てしまったんだよね、すごく気の毒。地球温暖化、深刻だよ。

 

 morizohat 朝早かったので、小腹がすいて、ダンナが西エントランスのフェスティバル・フードコートでロコモコ(ハンバーグバージョン)とコーラを注文。私は台湾のマンゴーミルクティー。腹ごしらえをしてテンションが上がってしまい、オフィシャルカートでモリゾーハットとミニ風鈴(写真に入れるの忘れました)を2個購入。ダンナに笑われてもめげずにモリゾーハットをかぶって、更にテンションアーップ!!

 めざめの箱舟は押井守監督が総合演出を手がけているということで、メイキングもテレビで見ていた私はすごく楽しみにしてたパビリオン。黄緑の気泡が水面へ浮かんでいくような場面や、雪あるいは羽根のような白いものが舞い降りてくる場面などが素晴らしく、大変良かったです。よくわからんかったーというダンナの感想は黙殺して、公式パンフレットとメイキング付きDVDを購入。

 トヨタ館ではシアター横のショップでピンズを2個購入。トヨタ館に入れなくてもここでメインショーのダイジェスト版や未来の自動車・ロボットも見ることが出来ます。

 次は、超伝導リニア館を35分待ちで攻略。リニアの映像は同じものが多くて、眠くなっちゃった。入ったところで、立ったまま見せられた陸上交通の歴史の方が面白かったな。

 

 すごく暑いのでグローバル・コモン6にある「イラ・ファルモサ」で、どでかい台湾のマンゴー果実氷を15分ほど並んでGet!ダンナとドライ・ミストの下で涼しさを堪能。夏はやっぱりかき氷っすね~、これで生き返りました。2人で1個で十分満足な量でしたよ。グローバル・コモン6ではオーストラリア館、シンガポール館は込んでいて入れず、空いていたニュージーランド館で運が良くなるという巨大な翡翠を触って来ました。

 

Jordan_1

 

 グローバル・コモン3では、ヨルダンの死海に浮く人を見た後、お土産コーナーの片隅でアンニュイにニコリともせず仕事をしてる職人さんの手で、瞬く間に作られていく精巧なサンドアートを見て驚く。ここで本日3本目のペットボトル、ポカリスウエットを購入。

 

 turkey 遅いお昼を食べにダンナのたっての希望で北エントランスの「神楽坂 トルコレストラン ソフラ」へ。ダンナはケバブ、私はシシカバブのセットをチョイス。トマトスープもヨーグルト風味のドレッシングのかかったサラダも付け合せも私らの口に合って、美味しくいただきました。疲れてたので、トマトの酸味が体に染み渡るようでした。ここのお土産コーナーに欲しかった"神様の目玉"お守りを発見して嬉々としてGet!

 食後はグローバル・コモン2の国連館へ。マルチ画面の下に休憩コーナーがあって、休む人々。いい写真がたくさん展示してあった。国際赤十字館が話題になって大混雑してて入れなかったんだけど、グッズだけチェックしたら国連館のが良かったよ。

 メキシコのダンサーの踊りを見ながら座って休憩し、カップジュースを飲もうとするとダンナがひっくり返してくれた。あ~あ。ダンナは結構周り見えないタイプ(ちなみにB型)で日常茶飯事なのであきらめて、この日4本目のペットボトル、伊右衛門を購入。

 グローバル・コモン1で気になっていたサウジアラビア館へ。お金持ちの国のわりにあっさりした作り。出てきたところでカタールの剣舞に遭遇。一杯ひっかけて踊っているような調子の良さ。韓国間はもちろん大混雑してましたよ、ええ。

 24tv グローバル・コモン4まで戻ってアイルランド館へ。天井に流れる映像を見ずに寝る人々。こじんまりしてるけど、ハイクロスなどの展示物がいかにもケルトの芸術品という感じ、音楽もいいし、空いてるし、言うことない。その後ダンナがトイレに行っている間に24時間テレビの関係で会場を訪れていたと思われる「はなわ」さんが目の前に!!カメラと携帯はダンナが持っていて写真は撮れませんでしたが、結構好きなので嬉しかったです。I saw a famous TV comedian at Expo site.

 

 morikoro_goods 最後に春に来た時にも行ったイタリア館へ。ここはアテンダントの女性達がつーんとしている気がする、今日もちょっと嫌な感じがしたのだけど、「踊るサテュロス」は素晴らしいです。2階の「カフェ・トリノ」で私はアイス・カフェラテ、ダンナはブラッディオレンジシュースで締めて、引き上げ。本日5本目のペットボトル、「一(はじめ)」を購入して帰宅。

 

 お疲れ様でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年6月30日 (木)

酸っぱいチョコと霊能者

 一昨日からひどい肩凝り、アンメルツヨコヨコを塗りつつやり過ごそうとしてますが、こういうときの家事は辛いよ~。ダンナは多分軽度の鬱だと思うのだけど、疲労困憊しているみたい、とても手伝ってと言い出せない。昨日は寝込んでしまいました。パソコンのやり過ぎかなぁ?でも寒天だけは必死で作って食べてますよ~。

 

 ダンナが同僚の新婚旅行土産をもらって帰ってきた。スイスのリンツというチョコで、味は酸っぱい感じかな、チョコレート久々なのにあんまし口に合わない…。lindt スイスならヘフティが好き。ダンナのこの同僚は私も知り合いなんだけど、私たちの結婚の時はお祝いをくれなかったんですよ。でもダンナはこの人にお祝いをあげた、結局家計から出したんだけど、3人で1万円ということで1人3,330円出したんです。でお返しがこのチョコなんだけど、これせいぜい800円くらいですよね?私は母からお祝いは半返しが常識と言われて、お祝いをくれたすべての方に半額程度のお返しをしたのに、半額で返してくれる人ってほとんどいない。しかも何か酸っぱいしサ。「オーラの泉」の木村藤子さんの回をビデオに録って3回見直し、「魂を磨かなきゃー」とか思ってますが、こういう礼を欠く態度をとられるのってすごく嫌で、我慢ならない。人付き合いってホント疲れる。

 

 この木村藤子さんという霊能者の方は「むつの神様」と言われる方で、すごく優しそうな普通のおばちゃん。でもこういう方が本物って感じします。江原啓之先生もおしゃってたけど、本物は普通の人を脅さないんだって。木村さんは江原先生以上に慈愛に満ち満ちた感じが伝わってくる。神様からの使命を身を削って果たしている感じで、お金にまみれていないご様子。沖縄とか東北ってこういう方が神様の息吹を感じるような場所ですよね。私は両方行ったことない。

 

 霊的な場所と言えば、熊野良かったですよ。世界遺産に登録される直前に行ったんだけど、まさに霊験あらたかっていう雰囲気。熊野那智大社でいただいた大吉のおみくじの病気の欄に「重けれども信仰により全快すべし」とあって、2ヶ月後に脳腫瘍が発覚したんですよ。勿論今でも大事に祀ってありますとも。

 

 an_air_conditioner 今朝はお昼近くなって晴れてきて、すっかり洗濯日和、ついでにエアコンも掃除、消臭用&シックハウス対策の光触媒のフィルターカバーも新しいのを貼って準備万端。すごく暑くて座ってパソコンに向かってても汗が流れてくるくらいだけど、一応7月の声を聞くまでは冷房は使わないと決めてるんですが、準備だけはね。

 

 勢いに乗って社会保険事務所へ。職業訓練校に合格したので、失業給付の受給期間が3ヶ月間延長していただけることになり、それに伴ってダンナの扶養からは引き続き外れている状態になるので、国民年金を納めに行ったわけです。9月分まで3か月分納めたんですが、もし途中で就職したり、職業訓練をリタイアしたりするようなことがあった場合、厚生年金に入ったり、ダンナの配偶者として国民年金の第3号被保険者に変更したりという手続きをすることになりますが、納めすぎた分は返金されるということなので安心です。

 

<関連記事>

異能者な人々

衝撃

 

↓お取り寄せサイトへのリンクです。↓

オールシーズンつけたままのエアコンフィルターカバー!光触媒消臭エアコンフィルターカバー

| | コメント (0) | トラックバック (0)